JOMOX Mbase11 ⑦ -キックにLFOで動きをつける ②-

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前回に引き続き JOMOX Mbase11 についてです。前回の記事はこちら → 

JOMOX Mbase11 ⑥ -キックにLFOで動きをつける ①

 

Mbase11 サンプル

主な LFO のパラメーター解説は前回の記事通りで、今回は実際に LFO をかけたキックのサンプルを用意しました。

では、最初は LFO がかかっていないサンプルからです。

さてこれが LFO がかかっていないキックの音です。ここから LFO をかけていきます。

 

まずは LFO をかけて"LFO Sync"の設定を FrE に設定することでどう音が変化するか聴いてみましょう。

"LFO Sync"を FrE に設定していると一定の周期で発振し続けます。そのためキックのピッチがコロコロと変わっています。これだと安定感に欠けるように感じますね。ベースなどの音にかけるのがいいかもしれませんね。

 

では上のサンプルに対して、今度は"LFO Sync"を Sync に設定してみます。
そして"LFO One Shot"は oFF に設定します。

モニター環境によっては分かり辛いかもしれません。後半からはスネアを抜いたサンプルにしてあります。LFO がかかっていないサンプルと聴き比べると違いがわかると思います。

キックの余韻あたりの音がうねっているのがわかりますでしょうか。

さきほどと違い Sync に設定したことでキックが発音(トリガー)される度に LFO が発振されます。そのため毎回決まった LFO がかかるようになり、さきほどのサンプルと違い安定した音に変わりました。

 

では次は上のサンプルに対して、"LFO One Shot"を onE に設定したサンプルです。

これまた非常に分かり辛いサンプルになってしまいましたが、一つ上のサンプルと LFO がかかっていないサンプルを聴き比べると分かるかな?と思います。キックの音が少しだけうねってはいますが、余韻部分にはそこまで影響はありません。

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LFO One Shot"を onE に設定すると LFO が一度(1周期)だけ発振します。そのためさきほどの"LFO One Shot"は oFF にした時に比べて非常に短く LFO がかかった状態です。キックに少しだけアクセントをつけたい場合はこの設定が良いですね。


全体的に LFO のかかりが分かり辛かったかもしれません。もっとキックのリリースを長くすればその分 LFO の効果が分かりやすくなります。また LFO の波形も一つしか使いませんでした。他の波形を使ったり、"LFO Speed"や"LFO Int"の値を変えることでまた違った音を作ることもできます。

では最後にもう一つサンプルを上げておきます。これはキックにかける LFO の値をそれぞれ変えて変化をつけています。ベースとキックを足したようなループができました。それにハイハットやパーカッション、スネアを付け加えています。 

キックに LFO を加えることでこういった動きのある音にしてしまうこともできます。まだまだ使いこなせていませんが、色々面白いことができそうです。