JOMOX Mbase11 ⑥ -キックにLFOで動きをつける ①-

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Mbase11 LFO !!

さてしばらく間が空きましたが、今回は JOMOX Mbase11 の LFO についてです。
前回までは LFO にはまったく触れてきませんでした。しかし、Mbase11 には本格的な LFO が搭載されています。これを使わない手はないですね。

 

まず LFO について詳しくはネットで色々解説されているためここでは省略させていただきます。ざっくり説明すると LFO をかけることで音を揺らすことができ、うねりのある音を作ることが出来ます。シンセサイザーでは一般的なパラメーターで、LFO をうまく組み合わせることで音作りの幅が一気に広がります。

今回はそんな Mbase11 に搭載された LFO を使って、ちょっと変わったキックを作ってみたいと思います。


キックに LFO ??

そもそもドラムのバスドラムであるキックに LFO をかけるのは一般的なんでしょうか?キック専用音源である Mbase 11 に LFO があるのが不思議でした。
実は Mbase11 はベース音源にもなります。ベース音に LFO をかけるために搭載したのかもしれませんね。ただ、これをキックにかけると思いもよらぬ面白い効果をもたらします。

 

LFO パラメーターについて

さあ各パラメーターについてです。LFO に関するパラメーターは本体左側のパラメーターになります。下記画像で線で囲っている部分がその LFO に関するパラメーターです。順に LFO Wave , LFO Speed , LFO Int , LFO Sync となり、裏の設定で LFO One Shot があります。

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"LFO Wave"では LFO の波形を選択することができます。ノコギリ波やサイン波など8種類の波形から選択することができます。

"LFO Speed"LFO の周期を変化させることができます。"LFO Int"LFO の効果を変化させることができます。値を大きくすることで LFO の効果が出やすくなります。

"LFO Sync" LFO の開始タイミングを変化させることができます。Sync に設定することでキックがトリガーされるタイミングで LFO が発振されます。例えば4つ打ちなどのキックであればキックがトリガーされるたびに LFO の発振がスタートするということです。キックが鳴る毎に同じ LFO をかけたいときはこの設定にするのがいいでしょう。

"LFO One Shot"は onE に設定することで、その名のとおり LFO をワンショットとして発振します。非常に短い発振のため LFO Sync を Sync に設定しないと効果がわかりにくいと思います。キックなどの短い音を再生する際に効果的な設定ですね。

 

以上が LFO に関するパラメーターです。キックの LFO をかけるのであれば "LFO Sync" を Sync へ、" LFO One Shot" を onE へ設定するのがいいと思います。 

 

今回はここで長くなったので、次回に続きます。
次回は実際に作例を何パターンか紹介したいと思います。